So-net無料ブログ作成

Oh, my lord! 殿、お気を確かに! [絵画]

20170506 Oh, my lord!DSCN3446.JPG 今日の絵は、昨晩描いていた絵。一昨日に別の絵を描いていたのだったが、その仕上げの序でに昨晩描いた方が、なんだか面白いのでこちらを先に紹介。例によって手遊びで描いている線から、必然的に産まれてきた形なので、この真中の妙なものは描かれるべくして出てきた線であると思う。題名は『殿、お気を確かに!』である。今回は黒のみで描いているが、別途色をつけてもっと大きな絵にする可能性もある。勿論、気が向いたらである。誰の依頼も受けず、気が向いたら作品を作る、それが私のやり方なのだからそうなるのだ。
 この中でまともに動けるのはロボット猫とロボット鳥だけで、殿は動こうとしても体と頭が有機的に結びついていない。突然切れながら、泣き始める、つまり分裂しているのである。前進すらできないのである。後退など今更できる訳もない。しかし、彼に同情は無用だ。口から怒りを発すると思えば、後頭部からは嘘八百を垂れ流す。本のさっき言った言葉を平然と食言し、自分は嘘を付いたことがないと嘯く、居直る。
 彼は、どんなに不必要なものでも、強引な説得力の全くない説明をつけて、売ろうとする。天下一の、世界一のセールスマンになるためか。誰のための商売なのか、考えたことはない。だから、そんな錆び付いた、金食い虫はいらないと言うと、全く身に覚えのない嫌疑で訴えると主張する。海辺で花火セットを買ってきて遊んだだけなのに、徒党を組んだと言うのだ。
 殿は、いつの間にか殿の座についていたため、帝王学を学んでいない。法律と憲法との区別もつかない。この殿同様に始末におえないのが、その取り巻きの案山子たちである。思考停止しているこの人形達の頭の中は紙粘土。揺り椅子の足がついているので、一旦緩急あれば、大きく身体を揺すって大騒ぎ。しかし、一歩も前進することはできない。揺れることに、殿に同調することにこそ意義があるのであろう。
 嗚呼、虞兮虞兮奈若何(愚者愚者奈若何!)

nice!(36)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート
メッセージを送る