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ただ何となく [随想]

 気持ちだけで、全て空回り。今日の絵も、手遊びに描いていたものに、水彩で色付けをしたり、ボールペンやらで線を引いてい20170121DSCN3190.JPGたら、当初の素朴な少女が少し愁いに満ちた女性になってしまった。それで、どうやって完成させようかと迷い始め、放置。今日再び、線を少し引いてみると、明治時代頃の女性風に感じられた。そこで、『一葉青春日記』より抜粋して書き写してみる。
 絵には華やかさを加える為に、金色を使ってみる。金色は、結構好きで、たまに使いたくなる。絵の具の中にアルミの粉が混ぜ込んであるために、見る角度によって光を反射するのが、なんとも楽しくなる。黄金や真鍮の金色とは異なり、光らない方向から見れば黄土色に近く見えるかもしれない。実は、最初はこの女性の周りを蝶々が飛んでいたのだったが、雰囲気に合わないので塗りつぶしてしまったのだ。桜の花が散る、隅田川の土手の風景でもよかったかもしれない。
 絵に文字を書いてしまうことは、印象が固定されてしまうことが難点であるかもしれない。勿論、印象を固定する為には文字はとても有効だ。便器に『泉』という題名をつけて展示されてしまうと、それで一つの作品だと思わされてしまう、作品だと思わなければならないと考えてしまう。便器に過ぎなかろうが、作品だとして展示された時点で作品になっている。ピカソが自転車のサドルに角をつけて『牛』という題名をつけてオブジェを作ったが、あれは誰が見ても牛の頭である。牛の絵を描いて『牛』とするのも、いかにも芸が無い感じがする。不条理漫画を描く吉田戦車の作品に、水泳プールの壁に「プール」と文字を描き続ける少年の絵があるが、プールにプールという文字を書く無意味さが面白い。
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蒲鉾板作品 その1 [随想]

 今年は、久々に年賀状用に蒲鉾の板を利用して木版画。このブログに書き込みをしてくれているKannaさんが年賀状をゴム版版画で作成する予定だという記事をみていて、やってみたいなと漠然と思っていた。それを後押ししたのが野鳥ブログdoudesyoさんの昨年記事の総括版「重大3 名古屋コーチン」DSCN3189.JPGの写真。その赤茶色の鶏の愉快な写真を拝見していて、蒲鉾板で20年振り位になるけれども、小さな木版画を作ってみようという気持ちになった。あえて黒一色にしているので、少しだけ華やかさを出すためにAyoan Igokahのイニシャルの判子を押した。(この判子はシャンペンのコルク栓を使って、昨年夏に作成)送った相手は数人限定。画像にある文章は、『古今和歌集』の冒頭。筆ペンで小さな文字を書くのは難しいと感じる。もっと大きな字であれば、もう少し勢いを筆にのせることができただろうと思う。
 今年の冬休みは水曜日まで、10日以上連続の休みだった。あれこれやりたいと考えていて、少しだけ計画もしていたが、ほぼ未達成。殆ど読み終わっている本4冊を読み終えようと思っていたが、結局は休みが終わってから読み終えることに。模型飛行機(ライトプレーン)を作ってしまおうと思ったが、机の上に一回置いて設計図と部品を確認するだけで終わった。動画や人形劇に使える小さな劇場(ボール紙)を作ることにしていたが、こちらも箱だけ確保して中断。
 一方、B5判と小さいながらも絵は毎日1枚以上は描いていた。これは当初全く予定していなかった。中断していた河童の看板にも取り掛かったが、再び保留に。『風神雷神図』は鉛筆の下絵を終え、それぞれの神に一回目の彩色をする。何度も塗って、深みを出したい、だからこちらも保留になっている。玄関扉を交換したので、それに合わせて、郵便受けに油性ニスを塗ったり、バッタの看板を壁に打ちつけたりした。私という馬は、なかなか川辺に行っても水を飲まないで、道草を食べてばかりいるのである。


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弦楽四重奏曲(Etude)より第二楽章 [youtube]

 本日1月2日、Enrique様のブログを拝見したところ、ヴィヴァルディ『四季』の冬の第二楽章が公開されていた。少し早めのテンポで録音されているが、ピツィカートは雨の描写だという解説があった。我が家にもイタリア語の書いてある楽譜があるが、意味を調べてみることはなく、高校時代より、この曲からは雪が深々と降る温かい室内で暖炉の前で寛いでいる様子を勝手に想像していた。ピツィカートの部分は、暖炉ではじける枝の音、或いは湯気を出しているポット。第一楽章のトレモロが好きで、『四季』のなかでは一番好きだった。この第二楽章も旋律が美しく大好きだった。もちろん今でも好きで、バイオリンを練習する時にも、いかにしてビブラートを美しく出せるか、ポルタメントが艶っぽく出せるか意識している。
 Enrique様のこの演奏を聴いていて、学生時代に書いていた弦楽四重奏曲の習作の第二楽章を思い出し、このところ作曲からは遠ざかっていたので、これを機会にとりあえず完成させておこうと考えた。縦笛しかない時に作っていたので、最初は縦笛を使って書いていた。
 この曲弦楽四重奏曲習作第二楽章は、ヴィヴァルディの『四季』の冬、第二楽章に大いに影響を受けているので、演奏する時は温かい部屋、暖炉、何気ない楽しい会話などを思い浮かべて欲しいと思っている。挿絵は、本日零時頃に描いておいた絵で、セロ弾きのゴーシュ風であるが、物語には出てこない場面や動物も一緒に描き込んである。
https://www.youtube.com/watch?v=S9qeCsrCCeE&feature=youtu.be
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